20111208

メモ ギター コンデンサについて

ギターのコンデンサについてメモしておきます。



ギターにおけるコンデンサの役割は、高音成分のコントロール、ということのようです。

コンデンサは、簡単に言うと、高音成分を良く通し、低音成分は通しにくいという特徴を持っています。

容量が大きいほど、それが顕著になります。


コンデンサは、トーン部分とボリューム部分についており

それぞれ 「トーンコンデンサ」 「ハイパスコンデンサ」と言います。

トーンコンデンサは、入力信号から高音域を吸い取る(アースへ落とす)部分に使われているもので、容量が大きいほど高音成分を多くアースへ流します。つまり、高音域が削られます。

ハイパスコンデンサは、入力信号をボリュームポットを通さずバイパスするために使われ、容量が大きいほど、高音成分をバイパスします。つまり、ボリュームを絞ったときに高音成分がより残るようになります。



その容量についてですが、

トーンコンデンサの場合、比較的高音成分の多いシングルピックアップには 0.047μF
比較的中低音成分の多いハムバッカーピックアップには 0.022μF
が適当だと言われています。

ハイパスコンデンサの場合、
ピックアップ問わず、 0.001μF〜0.003μFあたりがよく使われるようです。


これは今度交換しようと思って秋葉原で購入したコンデンサです。
オレンジ色の2つがオレンジドロップというコンデンサです。比較のために9V電池を置いてますが、かなり大ぶりですね。大きい方が 0.047μF、小さい方が 0.022μF です。


楽器屋さんでも売ってますが一つ800円もします。秋葉原では一つ150円で売ってました。
右の小さいのはハイパス用のスチロールコンデンサで、0.001μFです。100円でした。

ちなみにここで買いました。
写ってるのはお客さんで、店主はこの山盛りのコンデンサの奥にいます笑


桜屋電機店


秋葉原は目的があると楽しいです。




今度はこれをギターに取り付けたらまたレポートします。



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